肋骨挙筋 ( ろっこつきょきん、 英 : levatores costarum muscles )

 

概 要
作 用
イラスト掲載サイ
 
イラスト
神経 / 脈管
 
 
起始 / 停止
Wikipedia
 
 

 

 

 

   

 

 ・ いわゆるインナーマッスルの1つで、表層部には 腸肋筋 最長筋 が存在している。

 筋連結 : 外肋間筋

 以下は 「 船戸和也のHP 」 の解説文の一部となる。

 「肋骨挙筋は、外肋間筋からの材料を含み、肋間神経からの補助神経支配をさまざまな点で受けることが明らかにされて

 いる。長い間、これらの筋は外肋間筋の派生物と考えられていた。短肋骨挙筋は横突起から直下の下位の肋骨へ長肋骨

 挙筋は中間胸部にないがさらに1つ下の肋骨へ急傾斜して走る。」

 「 Rauber-Kopsch解剖学 」 ではこの肋骨挙筋を以下のように解説し、(横突肋骨筋 としている。また、胸部ではなく

  背部の筋としている。

 「 ( 以前には肋骨挙筋とよばれたが ) 決して肋骨を引き挙げるものではない.脊柱を伸ばすこと,脊柱をそのがわに傾けること,

  脊椎を反対側に回すことにあずかる.」

  ⇒ 「Rauber-Kopsch解剖学」の背部の筋の一覧

         

 

 

【 起 始 】 : 第7頸椎 ~ 第11胸椎横突起     

【 停 止 】 : 長 : 1つ置いた下方の肋骨の上縁で肋骨結節肋骨角の間の領域

        短 : 直下の肋骨の上縁で肋骨結節肋骨角の間の領域

 

 
 
 

 

 「 脊柱の回旋と側屈、肋骨の挙上。吸気の補助。 」 ( 船戸和也のHP )

 

 ・ 神 経 : ・ 第8頚神経の後枝、肋間神経 (T1~T11) ( 骨格筋の形と触察法(大峰閣) )
         ・ 第8頚神経の後枝と胸神経の後枝 (C8~Th11) ( 日本人体解剖学(南山堂) )

        ・ 胸神経の前枝 ( 船戸和也のHP )

 ・ 脈 管 : 肋間動脈の背枝 ( 船戸和也のHP )

 

 
 

 

 The Levatores costarum  (/ˌlɛvəˈtɔːriːz kəˈstɛərəm/), twelve in number on either side, are small tendinous and fleshy bundles, which arise from the ends of the transverse processes of the seventh cervical and upper eleven thoracic vertebrae
 They pass obliquely downward and laterally, like the fibers of the Intercostales externi, and each is inserted into the outer surface of the rib immediately below the vertebra from which it takes origin, between the tubercle and the angle (Levatores costarum breves).
 Each of the four lower muscles divides into two fasciculi, one of which is inserted as above described; the other passes down to the second rib below its origin (Levatores costarum longi).
 They have a role in forceful inspiration.[1]

 

【 語 句 】

・ fleshy : 肉質の  ・ transverse process : 横突起  ・ thoracic vertebrae : 胸椎  ・ Intercostales externi : 外肋間筋  ・ fasciculi : 束  ・ inspiration : 息を吸い込むこと

 

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