腹 壁( ふくへき、英:abdominal wall )

 

概 要
各壁詳細前壁後壁側壁
参考になるサイト

 

 

【概 要】

 

部位により多少違いは見られるが、以下が腹壁の基本的な構成となる。参考:「ChatGPT」

  

腹腔横断面

第10胸椎横断面

(腹腔上部)

腹腔(側・後壁)
胸部~腹部
   
後腹壁
体 腔

【各壁詳細】 

■前 壁■

外側より:皮膚皮下組織筋膜 → 筋 → 腹膜(壁側腹膜)

皮膚 : 外層より表皮真皮

皮下組織脂肪組織がメイン、血管、神経が走り結合組織性の膜も張り巡らされている。

筋部 : 腹直筋側腹筋外腹斜筋内腹斜筋腹横筋)の一部

骨部 : 胸骨下部や肋軟骨の一部が関与する程度

膜部 : 各筋の筋膜

■後 壁■

腹腔の後壁は厚くて頑丈で、前壁よりも保護的な役割が大きい。

構成要素としては、最外層の皮膚などを除いて

骨部 : 上部は第11胸椎あたりから第5腰椎

    (場合によっては上部仙骨腸骨も含まれる。)

筋部 : 脊柱起立筋を中心とする固有背筋群、腸腰筋腰方形筋横隔膜(脚部)

膜部 : 各筋の筋膜胸腰筋膜(3層)、そして最内層に壁側腹膜

    場合によっては腹横筋膜も含まれる。

■側 壁■

構成要素としては、最外層の皮膚などを除いて

骨部 : 肋骨腸骨稜も関与

筋部 : 外腹斜筋内腹斜筋腹横筋

膜部 : 各筋の筋膜、そして最内層に壁側腹膜

「ChatGPT」に前鋸筋、広背筋、内・外肋間筋について尋ねたところ

 A.「腹壁の要素には含まれない」との回答であった。

【参考になるサイト】

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ