【概 要】
■シナプス結合する部位■
1. 大動脈腎神経節 :腹腔神経叢に属する腎動脈の付け根に位置する対性の神経節
※ 最も多く見られるパターン
2. 腎神経叢に散在する小さな神経節(腎神経節) : 数は1個から5個程度、個体差あり。
3. 神経節ではシナプス結合せず直接副腎髄質のクロマフィン細胞へ向かう

【走 行】
1. 第12胸神経節(後縦隔に存在)を節前線維として出て斜め下方に向かう。
2. 後縦隔を下行し(1~3cm?)横隔膜を貫通して後腹膜に至り以下の3通りの枝に分かれる。
a. 大動脈腎神経節(腎動脈の起始部に位置)へ向う:シナプス後、節後線維となって以下に分布する。
腎臓(血管・尿細管の調節)、上部尿管、腎盂
b. 腎神経叢(腎動脈全体を取り巻く)内の散在性小神経節へ:シナプス後、節後線維となって以下に分布する。
腎実質の細動脈、尿管上部の一部、腎盂周囲
c. 直接、副腎髄質へ:どこでもシナプスせず副腎髄質のクロマフィン細胞へ
