平面関節で可動域はかなり狭い。
【構成する骨】
両関節面とも線維軟骨で覆われている。
【関連する靭帯】
「船戸和弥の解剖学テキスト、運動系」では以下のような解説をしている。
「仙腸関節は仙骨の耳状面と腸骨の耳状面によってつくられる関節で、両関節面は軟骨をかぶり、両者の間に滑液を含んだせまい関節腔が存在する。関節面は凸凹があり、また関節包強い靱帯によって包まれるから可動性はほとんどない。仙骨と腸骨の耳状面は著しく不平胆であるが、この面を関節軟骨が被った状態では極端な凹凸はなく、従って、運動制止の主要因にはならないと思われる。また、概括的には、仙骨耳状面の上２／３は縦軸方向に溝状に凹み、寛骨耳状面はそれに対応した隆起をして両者が咬み合う。関節軟骨の深層は硝子軟骨であるが、その表層は線維軟骨性である。年令が進むと、特に弾性では、関節腔が部分的に消失するという。付属する靱帯に次のものがある。（以下省略） 」
【他の参考となるサイト】
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