グリソン被膜( ぐりそんひまく、英:Glisson's capsule ) ・一部(肝門、無漿膜野、胆嚢が接する部分)を除いてこのグリソン被膜の外側を腹膜が覆っている形になる。 以下は「日本人体解剖学」の解説文となる。 「肝臓の表面は、その横隔面後部で横隔膜に直接接する部分と、臓側面の胆嚢に直接接する部分および肝門を除いて、すべて腹膜に覆われる。この腹膜(すなわち漿膜)下にあって肝実質の全体をおおう結合組織は、弾性線維に富み強靭で、これを血管周囲線維鞘あるいはグリッソン被膜(Glisson's capsule)という。」 肝臓と膜